ピラティスマシンの木材選びの重要性
ピラティスマシンに使用される木材には「原木」と「合成材」の2種類があります。それぞれの特徴や利点を詳しく見てみましょう。

原木の特徴と利点
原木とは、木を切り倒したそのままの状態の木材です。特にJUNOのマシンの主要パーツには、カナダ産のハードメープルが多く使われています。このハードメープルは高級家具にも使用されることでも有名です。その理由は以下の通りです。
- 色味が明るく美しい
- 高級感のある木目
- 非常に高い強度と耐久性
- 摩耗に強い
- 乾燥や湿度の変化に強く、割れや反りが少ない
合成材の特徴と利点
一方、合成材は繊維が入り乱れているため、天然木材のような質感や風合いには劣りますが、多くの合成材は高密度であり、強度と耐久性に優れています。ただし、原木ほどの強度が必要ない用途に適しています。
そもそも合成材は薄い板を何枚か重ねて、板と板の間をボンド で接着し、プレスをかけて厚くした素材になります。そして厚く することにより、原木並みに強度を保てるようになります。

合成材と原木の強度比較
合成材は、薄い板を何枚か重ねてプレスすることで原木並みの強度を持つことができます。しかし、方向によっては強度が不足する場合があります。特に、水平方向の強度が強い一方で、垂直方向には弱いことがあります。
合成材のメリット・デメリット
メリット
- 大量生産でき、コストが抑えられ るので価格が安い
- 強度自体は原木並みの強度を出す ことができる
デメリット
- 方向性により強度が違うので、使 い方により壊れやすくなるリスクが ある。
- 接着剤に安価なものを使ったり、 量を減らしたり、接着面を少なくし たりすると剥がれてしまう可能性が でてくる
- 合成材間の密着性が悪いとネジが 緩んでくる。
ピラティスマシンにおける木材選びのポイント
ピラティスマシンは様々な角度で使用されるため、縦・横・斜めなど多方向からの強度が求められます。原木は密度が高く、あらゆる方向での強度が確保できるため、特にフレーム部分に適しています。一方、キャレッジの板部分などには合成材でも問題ありません。
合成材使用時のリスクと注意点
合成材で作られたマシンは、強度や耐久性に問題が生じることがあります。例えば、ジャンピングボードを装着する溝の一部が割れる事故がありました。これは合成材で作られたマシンで起こったものです。
合成材に関するコストと品質の問題
合成材はコストを抑えるために海外製の安価な接着剤が使用されることがあり、その接着剤の量も少なくされることがあります。これが原因で合成材で作られたマシンは壊れやすくなるリスクがあります。
結論
木材の選び方がいかに重要であるか理解していただけたでしょうか?マシンを購入する際は、使用されている木材を確認し、長期間使用できる製品を選ぶことが大切です。
引用:ピラティスマシン選び方の教科書
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目次
- 第1章 モノローグ
- 第2章 マシン選びが成功のカギ!
- 第3章 ピラティスとは
- 第4章 ピラティスマシンの種類
- 第5章 ピラティスマシンの選び方
- 第6章 ピラティス開業の条件
- 第7章 結論~マシンの選び方 7つのポイント~
- 第8章 お客様からよく聞かれるピラティスマシンに関するQ&A
- 第9章 ピラティススタジオ開業における豆知識
- 第10章 ピラティスブームはいつまで続くのか
- 第11章 JUNO PILATESの紹介












